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動力計、ペダリングについて 2/2 [その他]

動力計の話をもうしばし

動力計(パワメ・パワーメーター)などを導入してからの変化点が、ほかに幾つかありましたので、
引き続き記していきます。

パワメは、その時どきに必要な機械エネルギーが計測できる訳ですが、
部品のグレードアップによる効果検証ができるハズと、当初は考えておりました。

 ⇒部品のグレードアップにより、必要な機械エネルギーが下がる。
  ⇒パワーメーターでの、数値が下がる。また、度合いが分かる。

結論から、パワメで目に見えて動力が下がる部品/機材は わずか となりました。
色々なレビューに「ギア1枚軽くなった」と有る訳ですが、ちょっと考察を

ギア1枚の変化といってもスプロケのTOP~LOWまでありますが、
一番差が大きいのが たぶん11T、12Tで109%(1割増し)。
一番差が小さいのが たぶん20T、21Tで105%(5分増し)。
(ビックギア 例えば32T付近は2T飛ばしなので、30T、32Tで107%)
と考えるとギアn枚軽くなるのは物凄い事で、ほとんどの場合「無い」と思っています。

その「わずか」な機材ですが、個人的に体感的にも、数値的にも
ウェアと、タイヤが良い物と、悪い物で、5%程度の差が出ると思います。
(中級グレードから、上級グレードでは、もっと差が少なくなると推測されます。)


タイヤ エントリー400g Crr0.006 ⇒上級 200g Crr0.004
・転がり分 人60kgバイク10kg △8watt
・加速抵抗分 0.5ms-2加速時 △2watt
・勾配抵抗分 1000mUP@60min △1watt 
200wattでヒルクラ中だと、エントリー:上級=200w : 191w(200-8-1) となり 約5%
平地200wattで加速中だと、エントリー:上級=200w : 190w(200-8-2) となり 5%

ウェアについて、
ある程度の速度の時、乗車姿勢を変えると、感覚的にかなり変化ができると思いますが、
TTバー、クリップオンバー付けDHポジションにすると、10wattぐらい楽に下がると思います。
ここから分かった事が、空気抵抗の殆どは、マシンでも無く、ホイールでも無く、
人間その物に掛かっている事でした。
人間の体を翼断面や、ナローボディに改造(整形)することは不可能なので、
同じ乗車姿勢であれば、エアロなウェア(しわが無く、バタつき無い)ぐらいしか無いと思います。
TTバーや、TTバイクを 「効果がある僅かな機材」に入れていない理由は、その物自体の効果より、
それにより人間の乗車姿勢の変化による取り分が殆どだからです。
ヒルクラで、いくら漕ぎが軽くなると思っていてもTTエアロポジションで走る訳にも行きませんし、
(エアロポジションは 呼吸、心拍は楽では無い)
同じ姿勢で空気抵抗を軽減するにはやっぱりウェアです。

関連して思うこと
スペシャのエアロロード VENGEバイアスのプレス試乗会のレポートを見ると、
招待者全員が比較用ノーマルバイクに、動力計を付けて数10kmのり、数値を計測。
その後、新作バイクと、新作ウェアを着せて、同じ道のりを、数10kmのり、数値を計測。
その後、カンファレンスセンターで、サマリーするものでしたが・・・
なんかセコイ気が・・・
自転車だけでは殆ど、差が付かないので、ウェアで・・・
http://www.cyclowired.jp/microsite/node/174177

極め付けは別の回で、スペシャの空力チーフが日本に来た時の会見。
キャプチャ.JPG
http://www.cyclowired.jp/lifenews/node/173646(出典 シクロワイアード)
嘘でも、「まず弊社の自転車。ついで、弊社のウェア、ヘルメットなどのアパレル群がお勧めです」と言うべきかも

まとめ
長くなってきましたが、動力計の導入により気が付いた事ですが、
自転車はあまり、機材による取り分が無く、

・速い人は、何使っても、何乗っても速く、機材の優劣より、人間その物の、体力がすべて。

・空気抵抗のすべては 人間その物に掛かるものが、ほとんど。

・軽量化しても、人間その物の重さが大半で、全体の重量から言ったら、効果はわずか。

ある程度の機材で、ウェアとか、タイヤとかがソコソコになった後は、フィジカルトレーニング・・・・
(私はやりませんが・・・何か?)

「機材で、ギア1枚の効果なんて、ほとんど無い」がまとめとなり・・ま・・・
~~~ココカラ ガラリトカワル~~~

「ギア1枚の効果なんて体感できない」を記事にしようと思ってましたが・・・・
今週、「ギア1枚の効果(感覚的)」を感じてしまいました。

まず、久しぶりにトルク解析を実施
CIMG5661.JPG
Fメカ(40t楕円外径位置)を動かすのが嫌なので、39Tシングルで計測(アウター52TがFメカと干渉)
CIMG5667.JPG

結果
無題.png
踏み込みピーク位置が深かったので、ギア位置を変更

ロード(アウター40T インナー27T)
CIMG5665.JPG
DSC_0025.JPG
3段階(・・ ・・・ ・・・・)の内、インナーアウターとも中央(・・・)から、一番深い位置(・・・・)に変更

クロス(アウター50T インナー38T)
DSC_0020.JPG
5段階(・ ・・ ・・・ ・・・・ ・・・・・)の内、インナーアウターとも中央(・・・)から、
アウターは、一番深い位置(・・・・・)に変更。
インナーは、1個深い位置(・・・・)に変更。

その後、クロスでジテツウした結果、ペダルが軽い、軽い、軽くスムーズに回ります。
絶対無いと思っていた「ギア1枚の効果(感覚的)」を感じてしまいました。 謝りますm(_ _)m
楕円ギアは只導入したときは??でしたが、個人に合わせると劇的に変化が感じ取れることが分かりました。

ツールドフランスが終了しましたが、個人総合優勝のフルームは殆どのステージで、楕円(非真円)ギアを使っていました。シクロワイアードの写真は左側カットばかりでクランク側映っていない。スポンサー配慮?
ロゴは消してありますが、形状からO.SYMETRICで ▼マークとか、52Tとか印字はそのまま
osymetric_shimano4aero.jpg
http://www.zetatrading.jp/product/osymetric.html
インナーは、かなり、いびつな形状ですが、

1DATA_1CYC.PNG
実際に高精度でペダリングトルクを計測すると、同じ様な形状になる。
楕円位置は変更できないのがネックだけど、この機材は多分スゴイ事になると思います。


次回、もう少し続きを

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